さてさて、宇宙にいった宇宙飛行士さん
1日3時間はマシーンなどをつかって機内で運動しています。
それでも老化が進んでしまうのはなぜでしょう?
人間の耳の中には重力を感知する『耳石』というものがあります。
縦と横にこの耳石がついているためわたしたちは上や下といった感覚がわかるようになっています。
耳石は全身の筋肉とつながっているため、身体が傾くと耳石が絨毛の上でずれ、その情報は即座に体中の筋肉に伝わり、
筋肉はしっかり力をいれて踏ん張ることが出来ます。
ですが、無重力の中にいると、耳石も浮かんでいる状態です。
なので運動していても筋肉に信号が伝わらないため筋力低下が避けられなかったというわけです。。
さてさて、それでは一般人の私達にそれがなんの関係が?とお思いでしょうが、
前日に述べた「座りすぎ」の状態は、動いている時に比べ、耳石もあまり動いていない状態になります。
座っていると無重力と同じ悪影響が体におこるのは、コレが原因だったんです。
つづく。。。